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スケジュール:アート

『ストリートの精霊たち』 川瀬慈×山城大督 トークショー

『ストリートの精霊たち』出版記念
川瀬慈×山城大督 トークショー 

映像人類学者・川瀬慈さんの新刊『ストリートの精霊たち』が4月下旬に世界思想社から刊行されました。舞台はアフリカ、エチオピア北部の都市ゴンダールのストリート。そこは、楽師や吟遊詩人、物乞い、街のゴロツキに物売り、胡散臭いガイドたちが息づく奥深い空間でした。この本は、著者と彼ら“ストリートの精霊たち”との濃密な交流を、短編小説であったり、随筆であったり、複数の人物による対話など、さまざまな語り口で描きます。今回、本書の刊行を記念するトークショーを開催します。出演は著者の川瀬慈さんとアーティストの山城大督さんです。ストリートに息づく人々の声、音やイメージの世界について、自由にふくらむトークを展開し、現代アフリカのストリートに皆様をご案内します。


2018年6月1日(金)
開場19時 開始19時30分
会場 パルル
(名古屋市中区新栄2-2-19 新栄グリーンハイツ1階)
入場料 1000円(定員35名) 

 

カフェ・バテリアが併設されてますので、フード・ドリンクを販売しています。
ご予約・お問い合わせ/ パルル 担当:新見 canolfan@mac.com
席に限りがありますので、ご予約されることをお勧めします。

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川瀬 慈(かわせ いつし)
1977年、岐阜県生まれ。

京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。
国立民族学博物館/総合研究大学院大学准教授。専門は映像人類学、民族誌映画。
人類学、シネマ、現代アートの実践の交差点から、イメージや音を用いた話法を探究する。

代表的な映像作品に『ラリベロッチ――終わりなき祝福を生きる』、『僕らの時代は』、『精霊の馬』、『Room 11, EthiopiaHotel』(イタリア・サルデーニャ国際民族誌映画祭にて「最も革新的な映画賞」受賞)。共編著に『アフリカン・ポップス!――文化人類学からみる魅惑の音楽世界』(明石書店、2015年)、『フィールド映像術』(古今書院、2015年)等がある。www.itsushikawase.com/japanese


 

 

 

エンダルク・ファニュエルによる画

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山城 大督(やましろ だいすけ)
1983年、大阪府生まれ。

美術家・映像作家。映像の時間概念を空間やプロジェクトへ応用し、その場でしか体験できない《時間》を作品として展開する。主な作品に、広島の住宅街を舞台に50人の少年少女が同時間帯に自宅のピアノを演奏するコンサート《Time flows to everyone at the same time.》(2010)や、名古屋の港まちで住民や環境と27個の約束をする《Fly Me To The TIME.》(2017)がある。2006年よりアーティスト・コレクティブ「Nadegata Instant Party」を結成し、「あいちトリエンナーレ2013」「瀬戸内国際芸術祭2016」など全国各地で作品を発表。2013年には1年間に渡って映像表現を再考するプロジェクト「東京映像芸術実験室」を主宰し、企画内で制作発表したインスタレーション作品《VIDERE DECK / イデア・デッキ》が第18回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品を受賞した。主な展覧会に森美術館「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」。

 

 


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