パルルのライブを勝手にレビュー
2007/08/20
出演:伊藤篤宏(Optrum)、渡辺紀明+しnすけ、
Koutaro Fukui
夏休み明けの月曜の夜。遠くの空でカミナリが光っている。のんびりのみものを飲みながらスタート。
1組目:Koutaro Fukui
低くて静かなギターのリズムからはじまる。
そのちいさなリズムが少しずつ重なっていく。
いつのまにかそのギターの音がアコーディオンの鍵盤を3つくらい押したままのような「ドゥワーン。」って音になりふわふわと回りだして、自分と音と空間の境目がわからなくなる。音が満杯に入っている箱の中に飛びこんだみたいで、耳をこらすとふわふわ回る音の中に小さな破片のような音がする。
ふと目を開けて周りを見ると、みんな眠っているかのよう。
きもちよかった。最高。
2組目:渡辺紀明+しnすけ
バリバリバリバリッ!
ガンガン!と手のひらを鍵盤に叩きつけている出演者。
少し静かになったかなー、と気を許すと、「バリッ!」とやられる。半円ドーム型の波のように音が前から押し寄せてくる。
普段は聴こえてこない生活摩擦音を巨大化したよう。
途中「キキキキ」と鳴っていたのが「なんか音がする方に行ってもあれ?何もない。」ってなことがよくあるよなー、なんてことを思い出してたのしくなりました。
3組目:伊藤篤宏(Optrum)
プロフィールを拝見して「むずかしかったらどうしよう。」と思ってましたがノープロブレム。体が自然と揺れだすような低いミニマルビートでスタート。踊れます。
不思議。
蛍光灯がチカチカ光り出すと、音がビヨーンと変形自在。両手両足があちこち器用に動いている。そのたびに間欠泉のように音が吹き出る。
蛍光灯のチカチカを凝視しすぎて途中酔ってしまうも、目線を自分の斜め下くらいに持っていくと音とチカチカの光のバランスがグッドなのに気づきたのしくなる。
演奏が終わり拍手が止まずアンコールでました。伊藤さんは「ネタあんまりないんですけど。」と控えめに応えていました。最後までチカチカしていました。
ライブが終わると観客たちは本を読んだりビールを飲んだり、もとのカフェへと戻る。
そして取り留めもなく夜はまた過ぎていくのでした。
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